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今出来ること

海の問題

国土を海で囲まれた我が国日本。
日本人にとって海と海洋資源は無くてはならないものであり、古代からその恩恵を受けてきました。
しかし近年、人間がもたらした環境破壊、海洋資源の乱獲、地球温暖化の影響等により、
その資源量は危機的状況にあり漁獲にも様々な影響が出ています。
近海では暖海性の植食魚類の北上化で藻場が衰退し、魚の産卵場所や餌場が失われ、
海洋資源量の減少に直結する「海枯れ」が進んでいます。
自然への依存度がより強い漁業は危機的状況にあるのです。

【 魚たちを救うもの 】

このような海洋資源の危機を救うもの、それは海洋養殖技術です。
日本の養殖技術は世界トップクラスであり、今後の日本を支える大事な産業の一つであります。
しかし現在、養殖の現場では深刻な後継者不足や若者の魚離れの問題があり、大きな課題となっています。
私たちは、これからの日本を背負って立つ子供達に、この日本が誇る『 人工種苗による養殖技術 』の素晴らしさを伝えることを趣旨とし、日本の漁業の将来を担う人財育成及びその人財が活躍できる農山漁村地域での活性化、雇用促進を最終的な目標としています。


【 ロゴマークについて 】

魚の形を取り巻く矢印は『 循環養殖の魚 』 を青色は 『 海 』 を緑色は 『 エコロジー 』を表しています。
『 人工種苗による養殖 』が環境に配慮した持続可能な循環型養殖であることを表現しており、その種苗を利用した教育を推進します。